オーストラリアでの仕事探し
正直言うと、英語力関係なしに"運"です。
まさにこれに尽きるなと感じました。
その為、自分よりもかなり英語力が高かったヨーロッパ圏の友達ですら(Cambridge CAE合格レベル)、
仕事が見つからないという状況がありました。
オーストラリアの人達は、人が不足したタイミングで割と"適当に"次の人を入れていくスタイルなので、
そのタイミング以外で履歴書を配りに行っても、門前払いをくらいます。
(逆に言うと、運が良ければ英語が話せなくても見つかる。)
自分の場合自覚できるほど運はないですし、
他のブログでよく聞く、
何軒も歩き回って履歴書配ったり、
求人サイトをまめにチェックしてメールや電話でひたすら連絡を取る、
などは体力と時間がいくらあっても足りないと感じたので、早期に諦めました。
特にGum treeというオーストラリア求人・広告サイトは、機能していないんじゃないかってくらい効果がなかったです。
もしどうしてもローカルの仕事がしたいのであれば、
上記の方法を諦めず何度もやるか、
"人づて"に聞いて回るのが一番の近道かなと思います。
自分の場合、バックパッカーハウスに4ヶ月程住んでいたので、
訪れる方々と暇があればよく話してました。
その際に縁があって仕事を紹介して貰えた、という具合です。
なのでこの場合、必要最低限、日常会話程度の英語は話せた方が良いのかなと思います。
もし彼らが仕事の話を持っていなかったとしても、しばらく時間を共にするので仲良くなれますしね。
ただ、お金が本当になくて緊急で仕事を見つけなくちゃいけない場合は、
日豪プレス、パース通信などの日本人コミュニティサイトで日本食レストランの仕事を見つけるのが最短で確実です。
基本違法賃金(最低労働賃金以下)ですが、少なくとも収入は期待できます。
日本人経営のみに関わらず、
アジアン系のレストランだと、結構こういうアウトローな仕事がゴロゴロあります。
なぜそれが出来るかと言うと、
彼らは基本給与明細等を渡さず、
生金で給与を手渡しするからです。
(いわゆるキャッシュジョブというもの。)
オーストラリアでは学生VISAでも仕事が出来るのですが、
週20時間以内と定められています。
が、このキャッシュジョブであればそれ以上働いても証拠が残らないので長時間働く事が出来る、という物。
と言ってもこの事を許容している人間は一部のみですし、
結局は店側が低賃金で雇いたいだけで、利用されてる感が否めなかったです。
エージェントが教えない、オーストラリアで蔓延している闇の部分ですね。
色々と書き連ねましたが、
とりあえず確実に言える事は、
海外に来る前に、英語で会話程度は出来るようになっていた方が得、でした。